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COLUMN
花粉症・アレルギー
2026.1.18
公開日
2026.1.18
更新日
2026.2.7

こんにちは!春日すぐファミリークリニック 院長の織田です。
これを書いている今は、まだ寒さも続く1月。
そんな中、
🌀朝から何度もくしゃみが出る
🌀鼻水がサラサラ〜ッと垂れてきて…あわててティッシュを探した
こうした経験、ありませんか?
それは、春の花粉症が始まったサインかもしれません。
スギ花粉の全国的な本格飛散は例年2月中旬からですが、敏感な方は1月中旬頃から反応し始めることも。
このコラムでは、花粉症などアレルギーの出始めサイン、その原因を知るための検査「ドロップスクリーン」についてお伝えします。
花粉症の症状は風邪や他のアレルギーとも似ているため、判断が難しいことがあります。
以下のような症状が続いている場合は、風邪ではなく花粉症やアレルギー性鼻炎のサインかもしれません。
透明でサラサラの鼻水が出続ける
熱はないのにくしゃみが何度も出る
目のかゆみを感じたり、涙目になったりすることがある
風邪なら数日〜1週間程度で改善することが多いですが、2週間以上症状が続く場合はアレルギーの可能性が高まります。
また、冬〜春にかけては室内のハウスダストやダニなども増えやすく、複数のアレルギーが重なって症状が出ている可能性も考えられます。
スギ花粉の全国的な本格飛散は、例年2月中旬から始まることが多いですが、地域によってはもっと早いこともあります。
昨年、2025年に日本一早くスギ花粉の飛散が始まったのは静岡県と山口県で、なんと1月6日から。当院のある福岡県では、1月24日でした(2026年の飛散開始日はまだ不明、1月18日現在)。
敏感な方は、1月からすでに症状が現れ始めているのではないでしょうか。
アレルギー治療にかかわる医療スタッフとその家族を対象にした調査では、全体の6割以上の人が、何らかのアレルギーについて「医師に診断されている」もしくは「診断されていないがそう思う」と回答しました。
【アレルギー疾患がある割合(全体)】[文献2より引用]

アレルギーの中でも最も多かったのは「花粉症」で、約4割の方が回答しました。
【アレルギー疾患がある割合(疾患別)】[文献2より引用]

”国民病”とも言われるアレルギー。とはいえ、自己判断ではアレルギーの原因がきちんとわからないことも多く、対策も不十分になりがち。
そんなときに役立つのが、アレルギー検査「ドロップスクリーン」です。
当院で導入しているアレルギー検査は「ドロップスクリーン」という医療機器を使い、少量の採血で41種類のアレルゲンを同時に調べることができる検査です。
①少量の採血でOK
指先から1滴(※)の血液を採取します。
小さな細い針、そして針先がむき出しにならないよう工夫された、スタンプのような専用器具を用いるため、注射が苦手な方やお子さまでも安心です。
※1滴=約20μL(マイクロリットル)

②41種類のアレルゲンを一度にチェック
スギ・ヒノキ・イネ科などの花粉だけでなく、ハウスダスト・ダニ・動物(イヌ・ネコ)・食物(卵・小麦・エビ)など、アレルギーの原因となるものを一度にチェックすることができます。

③6歳以上から検査できます
当院では、6歳以上のお子さまから検査を受けることができます。
例えば、ご家族で何らかのアレルギーを持つ方がすでにいらっしゃる場合、お子さまも同じアレルギーを持つ可能性があります。
お子さまの鼻水・目のかゆみなど、気になる症状がある方はぜひご検討ください。

④結果はデジスマアプリでご連絡
検査結果は「デジスマ」というアプリを通じて、お手持ちのスマホへお知らせします。
いつでもどこでも結果を確認できるため、院内でお待ちいただく必要はありません。

検査当日の流れをご紹介します。
以下のようなイメージで、気軽に、スピーディに検査を受けていただくことができます。

当院では、6歳以上のお子さまを対象にドロップスクリーン検査を行っております。
指先からの少量採血のため、お子さまにも比較的負担の少ない方法ですが、泣いたり暴れたりする場合には検査が難しいこともあります。
保護者の方も一緒に付き添っていただけますので、検査前に不安なことがあればスタッフに遠慮なくお声がけください。
他の病気で治療中の方や妊娠中の方でも、ドロップスクリーン検査を受けることができます。食後すぐの検査も問題ありません。
ただし、抗ヒスタミン薬など市販のアレルギー治療薬を服用中の場合は、検査結果に影響する可能性がありますので、事前にお知らせください。
医師の判断にもよりますが、検査は保険診療で行うことができます。
検査費用は3割負担の場合、5,000円程度が目安です。
検査の結果、治療を行う場合には、お薬などの治療費が別途かかりますのでご了承ください。
春は卒業、入学・入社、引越しなど何かと大きなイベントも多い季節。また、本来は過ごしやすい気候で、お出かけを楽しめる時期でもあります。
今年は早めの検査・早めの対策で、気持ちいい春を迎えたいものですね。
まずはご自身やご家族の不調の原因を、きちんと知ることから始めてみませんか?
ドロップスクリーン検査をご希望の方はぜひ、春日すぐファミリークリニックへお気軽にご相談ください。
当院では、
20分間隔でアレルギー検査の予約枠を設けています
ネット予約は24時間・365日OK、当日予約も承ります
ネット予約では、「花粉アレルギー検査」を選択ください。
あなたやご家族が「安心して相談できる・通える場所」を目指して。
4児の父である私(院長)をはじめ、小児科専門医を含むスタッフ一同で、しっかりサポートいたします!
ご不明点などは、お問い合わせもしくはスタッフまで、どうぞ遠慮なくお声がけください。
それではまた、次のコラムで!
参考文献
[1] 足立雄一. 厚生労働行政推進調査事業費補助金 免疫・アレルギー疾患政策研究事業 アレルギー疾患の多様性、生活実態を把握するための疫学研究. 令和3年度研究報告書. [(厚生労働科学研究成果データベース)https://mhlw-grants.niph.go.jp/project/157492(2026年1月18日閲覧)]
[2] 「アレルギー疾患の多様性、生活実態を把握するための疫学研究」研究班. 2022年度 アレルギー疾患に関するアンケート調査結果. [https://allergyportal.jp/wp/wp-content/uploads/2023/10/04195004/3732d063075e7dd15100760bd04dd1ae.pdf(2026年1月18日閲覧)]
[3] 谷本功雄. 生物試料分析. 2020; 43(3): 180-185.
[4] ドロップスクリーン 特異的IgE測定キット ST-1 電子化された添付文書 2025年5月改訂(第3版)