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COLUMN
子育て
2025.6.3
公開日
2025.6.3
更新日
2026.4.13

こんにちは、春日すぐファミリークリニックの看護師、なかいです。
6月に入り、日差しが強い日も増えてくると気になるのが「紫外線」ですよね。
特に小さなお子さまをもつ保護者の方の中には、
💭赤ちゃんにも日焼け止めを使ってもいいの?
💭どれを選べばいいかわからない…
とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
子どもの肌は大人よりもずっと薄く、少しの紫外線でもダメージを受けやすいものです。
赤み・ヒリヒリ
水ぶくれ
などのトラブルを起こすだけでなく、将来的には
肌のバリア機能の低下
皮膚がんのリスク
シミ・シワ・たるみ
といった影響が心配されます。
こうした理由から、生後6ヵ月以降のお子さまには日焼け止めの使用が推奨されています。
そこで今回は、お子さまの日焼け止め選びに悩んでいる保護者の方に向けて、
子ども用日焼け止めのキホン
”かんたん”診断チャート
毎日の使い方のコツ
などについて、わかりやすくご紹介していきます。
ぜひ最後までお読みいただき、お子さまの紫外線対策にお役立ていただければと思います。
「低刺激」
「敏感肌用」
「無添加・無着色」
「弱酸性」
・
・
・
どう違うの?
と迷ったことはありませんか?
子ども用の日焼け止めは、基本的に刺激が少なく作られています。その中で、成分や質感(テクスチャー)によっていろいろな種類があります。
ここでは、お子さまに合った日焼け止めを選ぶためのキホンをご説明します。
日焼け止めにある「SPF」と「PA」は、紫外線を防ぐ強さを示しています。
紫外線には「UV-A」と「UV-B」があり、肌へ与える影響が異なります。

【SPF】
UV-B(赤み・ヒリヒリの原因)を防ぐ力の目安
数字が大きいほど効果は長持ちしますが、肌への負担も増えます
日常使いには、SPF15~30程度で十分です
【PA】
UV-A(将来のシワやたるみの原因)を防ぐ力の目安
「+」の数が多いほど効果が高く、PA++ ~ +++がおすすめ
海やキャンプなど、長時間のアウトドアでは
SPF50以上・PA++++
でもよいでしょう。
ただし、SPFの数値が高いほど良いというわけではありません。
大切なのは、こまめに塗り直すこと。
その方が肌への負担は少なく、よりしっかり紫外線から守ることができます。
日焼け止めに使われる成分には、大きく分けて2種類あります。
ノンケミカル(紫外線散乱剤)
ケミカル(紫外線吸収剤)

小さいお子さまや敏感肌の方には、ノンケミカルの方がオススメです。
パッケージには、
「紫外線吸収剤不使用」
「紫外線吸収剤フリー」
と書かれてあることも。チェックしてみてくださいね!
日焼け止めは、質感(テクスチャー)ごとに使い心地・落ちやすさに違いがあります。それぞれの特徴を表にまとめました。

ローション・ミルク:のびがよく塗りやすいが、水や汗で落ちやすい
クリーム:密着しやすく低刺激、ややべたつきやすい
ジェル:さらっと使えて水に強いが、やや刺激が出やすいことも
スプレー・シート:手軽だが、塗りムラや摩擦に注意が必要
利用シーンや肌質に合わせて選びましょう。
ここまで、日焼け止めの成分や、テクスチャーによる違いについてご紹介してきました。
とはいえ、
💭種類が多すぎて、うちの子には何を選んだら良いの?
と迷ってしまう方も多いかもしれませんね。
そこで、簡単なフローチャートと診断タイプをご用意しました。
選び方に悩んだときのヒントとして、ぜひ活用してみてください。


日焼け止めを選ぶときは、
どんなシーンで使いたいのか
お子さまが泡洗顔をできるかどうか
肌への負担が少ないかどうか
といった点を意識してみましょう。
日焼け止めは、使う量と塗り方が大切です。少なすぎたり、ムラになっていると、紫外線をしっかり防ぐことができません。
目安としては、「少し多めかな?」と思うくらいの量を使うのがコツです。
【顔に塗る場合】
ローション・ミルクタイプは1円玉大、クリームタイプはパール粒くらい(7〜8mm)の量をとります
おでこ・鼻・両ほほ・あごの5ヵ所に置き、やさしく広げてなじませます
そのあと、もう一度同じ量を重ねるとより安心です
目や口に入らないように注意し、入った場合はすぐに水で洗い流しましょう。

【腕や足など広範囲に塗る場合】
容器から線を描くように直接肌に出してから、手のひらでくるくると円を描くようにやさしく広げます。
ムラなく、均一になるようにしましょう。
肌を守るための日焼け止めも、きちんと洗い流さずに残っていると、かえって肌トラブルの原因になることがあります。
たとえば…
毛穴づまりやブツブツ(あせも・毛包炎)
乾燥や肌荒れ
かぶれ などです。
こうしたトラブルを防ぐためにも、日焼け止めはその日のうちに、泡洗顔でやさしく落とすことが大切です。
洗うときは石けんやお子さま用のボディーソープをしっかり泡立てて、手のひらでなでるようにやさしく洗うのがポイントです。
泡洗顔が苦手なお子さまには「お湯で落ちる」タイプを選ぶと◎。
皮脂や汗が混ざるとお湯だけでは落としきれないこともありますが、泡洗顔の時間を短くでき、負担を減らすことができるでしょう。
初めて使うときは少しだけ試す
今まで使ったことがない日焼け止めの場合は、腕の内側に少し塗って、1日様子をみてください。
赤みやかゆみが出たら使用は控えましょう。
日焼け止め以外の対策も大切
日差しの強い時間を避けたり、帽子や長袖を活用するなど、生活の中でできる紫外線対策も取り入れましょう。
強い紫外線は子どもの肌に影響を与えますが、日焼け止めを「正しく使って、きちんと落とす」ことで、肌への負担を抑えながらしっかり守ることができます。
ぜひ小さなお子さまには、保護者の方が適切な日焼け止めを選んであげてくださいね。
春日すぐファミリークリニックでは、小児科専門医がお子さま一人ひとりの肌・体質に合わせた治療やアドバイスを行っています。
もし日焼け止めを使っていて「肌に違和感がある」「肌あれが気になる」といったことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
私たち看護師も、安心で心地よい毎日をサポートできるよう、日々心がけてまいります。
小さな疑問やお悩みでも遠慮せずお声がけくださいね!
それではまた、次のコラムで!
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