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【春〜初夏】かくれ熱中症にご注意!症状&対策ガイド

  • 総合診療

2025.5.6

公開日

2025.5.6

更新日

2026.2.7

青空の下、観覧車や回転遊具が並ぶ緑豊かな遊園地の入り口

こんにちは、春日すぐファミリークリニック 院長の織田です。

5月に入り、過ごしやすい季節になってきましたね!

一方で、気温がぐんと上がる日が出てくることも。

おでかけや、外での活動が増えるこの季節、「熱中症」に気をつけたい時期でもあります。

💭熱中症って7〜8月頃、真夏になるものじゃないの?

そう思う方もいらっしゃると思いますが、実は熱中症が起こりやすいのは「急な温度変化」があるとき。

身体が暑さにまだ慣れていない春〜初夏にかけては、真夏よりも油断しやすく、熱中症のリスクが高まっていると考えられます。


特に、お子さまや高齢者の方はご自身の体調変化に気づきにくいため、周囲の声かけや見守りが大切です。


この時期の熱中症は「だるさ」「ふらつき」「頭痛」など、あいまいな症状で始まる特徴があります。熱中症だと気づかれにくいことから「かくれ熱中症」と呼ばれることも。

今回のコラムでは、

  • 最近なんとなく体調がすぐれない方、そのご家族

  • 小さいお子さま・高齢のご家族がいらっしゃる方

  • 近々おでかけの予定がある方

に向けて、

  • 春〜初夏に増える「かくれ熱中症」の特徴

  • 見逃しやすいサイン

  • 対策のポイント

についてお伝えします。


”ただの疲れ”と思っていたら、それが熱中症のはじまりだった…というケースも少なくありません。
ぜひ最後までお読みいただき、季節の変わり目の体調管理にお役立ていただければ幸いです。

🔸“なんとなく不調”、かくれ熱中症のサインかも

めまい、けいれん、吐き気、頭痛、だるさ、顔や体のほてりなど、熱中症の症状をチェックリスト形式で示した画像

かくれ熱中症は、はっきりした症状が出にくく「なんとなくだるい」「ちょっと頭が重い」といった体調不良から始まります。


こうした症状は熱中症ではないときにも現れるので、見分けがつきにくいかもしれません。

熱中症の症状とよくある誤解をまとめました。あてはまるものがないか、ぜひ参考にしてみて下さい。

熱中症によくある誤解をまとめた表。症状ごとに、誤解されがちな原因と実際の体の状態を比較。下に向かって重症度が高くなる。

熱中症は、「軽いうちの対応」が重要です。

なぜなら、

症状がある = すでに身体がうまく熱を逃がせていない

という状態だからです。

この段階で対応できなければ体温はさらに上がり、症状の悪化を招いてしまいます。


春〜初夏の熱中症は、真夏のように急に体調を崩すことは少ないため、”気づかずに放置されやすい”ことが一番のリスクです。


特にご高齢の方・持病のある方・乳幼児などは自身の不調に気づきにくい場合があります。

上記の症状に加えて、

  • 不機嫌

  • 眠そう

  • 口数が少ない

  • 自分で立ち上がったり、歩いたりしたがらない

といった様子がみられるときは、熱中症のサインかもしれません。


「疲れているだけかな」と見過ごさず、もしかしたら熱中症?と気にかけてみるようにしましょう。周囲の気づきが、重症化を防ぐカギになります。

🔸春〜初夏に熱中症が起こりやすい3つの原因


熱中症とは

  • 体温の調節がうまくいかなくなり、体内に熱がこもってしまうことで起きる体調不良

のことです。


本来身体は、汗をかいたり血管を広げたりして熱を逃がそうとしますが、この調整が追いつかなくなると身体に熱がこもり、さまざまな症状や不調が現れます。


春〜初夏にかけては次のような原因が重なり、熱中症が起こりやすくなります。


【原因①:身体が熱を逃さない”冬モード”のまま】

  • 汗をかく準備ができておらず、熱を逃がしにくい

  • 暑さを感じにくく、気づかないうちに体温が上がってしまう


【原因②:急な気温変化と寒暖差】

  • 体温や発汗を調整する神経(自律神経)が乱れやすく、暑さへの対応が遅れる

  • 服装の調整が難しく、身体に熱がこもりやすくなる


【原因③:行楽シーズンの油断】

  • こまめな休憩や水分補給を忘れやすい

  • 人混みや蒸し暑い屋内で、身体に負担がかかる

🔸今すぐできる熱中症対策4選


「熱中症は真夏だけ」の病気ではありません。

下記の工夫で、これからの季節に気をつけましょう。

ポイントは水分&塩分補給・暑さ対策!

①おでかけ前に天気をチェック!

  • 天気予報で気温や湿度を確認しましょう


②こまめな水分補給

  • 「のどが渇いた」と感じる前に、少しずつ飲むようにしましょう


③塩分補給も忘れずに

  • 汗をたくさんかいた日は、塩分も一緒に補うのが大事

  • 塩あめタブレットを持ち歩くのもオススメです


④暑さ対策も大切!

  • お子さまの外遊びは、暑さが厳しい時間帯(10時〜15時)を避けましょう

  • 直射日光を避けるため、日傘帽子・通気性のよい服

  • 首元を冷やすグッズ保冷タオルも効果的

  • エアコンや扇風機をうまく使って温度調節をしましょう(目安は室温28度以下

  • 凍らせた飲み物や保冷剤など、応急処置ができるものも準備しておくと安心

熱中症対策に使えるアイテムのイラスト集。スポーツドリンク、塩飴、うちわ、扇風機、冷却シート、帽子、日傘、アイスなどが描かれている。

今のうちに整えたい!「熱中症に負けない身体づくり」

体温が上がったとき、十分に汗をかける身体づくりも大切です。

身体が暑さに慣れるには数日〜2週間程度かかるとされています。

  • 入浴でしっかり汗をかく

  • 軽い運動やストレッチを取り入れる

など、今のうちに身体を整えておくことで、初夏〜夏にかけての体調トラブルも減らせるでしょう。

ただし、暑い日中に無理をすると逆効果になることもあります。日常生活の中で無理なくできる方法から始めてみてくださいね。

暑さに強い体づくりのためのイラスト。左に入浴中の女性、右に椅子に座ってストレッチする高齢者と指導員が描かれている。

🔸「かくれ」た症状、早めの受診で安心に


🌀何かいつもと違う…これって熱中症?

🌀ちょっと心配だけど、このまま様子を見ていていいのかな?


あなたの感じた「なんだかおかしい」はとても大事なサインです。

🌀こんなことで病院に行くなんて…と思われないかな?

🌀受診しても「ゆっくり休みましょう」といわれるだけかも

と迷ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。


でもどうか、遠慮しないで下さい。私たちは「こんなことで…」なんて思いません。

どんな小さな症状でも気軽に相談していただけることが、何より大切だと考えています。

診察の結果「身体を休めましょう」という内容だったとしても、早めに受診してくださったことで大事に至らずに済んだといえます。


春日すぐファミリークリニックでは、

  • 「内科」「小児科」どちらも対応しています

  • ネット予約で24時間・365日受付中、当日予約もOKです

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少しでも「おかしいな」「いつもと違うな」と感じたときは、どうぞお気軽にご相談ください。

地域のかかりつけ医として皆さまの健康を全力でサポートしてまいります。これからの季節、体調管理もぜひ私たちにお任せ下さい!


それではまた、次のコラムで!

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