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COLUMN
花粉症・アレルギー
2026.2.15
公開日
2026.2.15
更新日
2026.3.18

こんにちは!春日すぐファミリークリニック 院長の織田です。
🌀家の中でもマスクをしてるのに、くしゃみが止まらない…
もしあなたがそんなお悩みを抱えているとしたら、それはもしかすると「あなた自身が花粉を室内に運んでしまっているから」かもしれません。
このコラムでは、外出時・帰宅後・換気時の3つの場面で、花粉を家に持ち込まないコツをお伝えします。
ウールのコート・ファー付きのジャケットなど…
冬によく着ていた上着を、そのまま春先にも使い続けていませんか?
冬に活躍する素材・服は暖かくて着心地がよく、まだ肌寒い日もある2〜3月頃には重宝している方も多いのではと思います。
一方でウール・ファーなど、もこもこ・フワフワした素材は、次のような特徴があります。
表面積が大きくデコボコしている
スキマが多い
そのため、花粉を取り込みやすい構造をしています。

花粉が気になり始めたら、外出時にはナイロンやポリエステルなど「表面がツルツルした素材」の上着を選ぶようにしましょう。
そして帰宅時にも大事なポイント。
玄関のドアを開ける前に、上着・髪など全身をパパッと払う習慣を心がけましょう。
💭パパッと払うだけ?それで大丈夫なの?
と思われるかもしれませんが、表面についた花粉は手で払うだけでも、ある程度落とすことができます。
花粉がつきにくい服ででかける
表面についた花粉は玄関前で払い落とす
これだけで室内に持ち込まれる花粉を減らすことにつながります。

帰宅後はまず洗面所へ。
洗顔をして、目・鼻・口の周りの花粉を洗い流しましょう。
ぬるま湯でやさしく流す程度でOK。ゴシゴシ擦る必要はありません。
もちろん、手洗い・うがいもしっかり行い、指や爪のスキマに隠れた花粉・のどの粘膜についた花粉を取り除きましょう。
目や鼻が気になる場合は、下記も参考にしてください。

【目】
目薬や洗眼液を用いて、目に入った花粉を洗い流します。
水道水での洗浄は目を痛めるリスクもあるため避けましょう。
市販の目薬や洗眼液であれば、防腐剤の入っていないものをおすすめします。
それぞれの使用上の注意をよく読み、正しく使いましょう。
使用前に、メイクをしている方はメイクを落とすこと、コンタクトレンズを装着している方はコンタクトレンズをはずすこともお忘れなく。

【鼻】
「鼻うがい」で、鼻の奥に入り込んだ花粉を洗い流します。
市販の専用品を使えば、プールの水が鼻に入ったときのような”ツーンとした痛み”を感じることはほとんどないと思います。
鼻づまりの解消も期待できるため、帰宅時だけでなく寝る前にも行うと、眠りやすさにつながるかもしれません。
さらに意外と見過ごされがちですが、大切なポイントとなるのが、髪。
毛と毛の間に花粉が入り込みやすいスキマが多い
髪は静電気を帯びやすく、静電気には花粉のような小さな粒子を吸い寄せる働きがある
上記のような理由から実は、髪は花粉のつきやすい部位でもあります。
髪の長い方、くせ毛やパーマなどにより髪が広がりやすい方などは特に注意が必要です。
【外出時】
髪をまとめる
帽子をかぶる
【帰宅時】
お風呂場などで軽くブラッシング(髪が乾いた状態でもOK)
サッとシャワーを浴びる
このようなちょっとした工夫で、髪につく花粉をできるだけ減らしましょう。

室内で過ごす時間が長い場合など、換気はきちんとしたいですよね。
ただし、この花粉シーズンだけは少し工夫が必要。
特に以下のような日は、花粉が飛散しやすくなります。
晴れて気温が高い日
空気が乾燥していて、風が強い日
雨上がりの翌日・気温の高い日が2~3日続いた後
そのため次のポイントを押さえて、上手に換気しましょう。
早朝か夜がおすすめのタイミング
花粉は昼頃から夕方にかけて多く飛散します。
窓を開けて換気する時間帯は、なるべく太陽が上りきっていない早朝(せめて午前中)か、日没後の夜間(夕方以降)がよいでしょう。
窓の全開はNG!開けるのは10cmまで
花粉の流入は防ぎつつ、換気できる目安です。
窓にはレースカーテンを。外の空気を直接取り込まないように
レースカーテンありの換気は、なしの場合に比べ、花粉の流入を約75%カットできるとも言われています。
レースカーテンなら自然光を取り入れつつ換気できるので、部屋の明るさはキープ。カーテンは定期的なクリーニングを心がけましょう。

今回は「花粉を家に持ち込まないコツ」についてお伝えしました。どれも今すぐ実践できるものばかりですので、ぜひ試してみてくださいね。
一方、すでに「持ち込んでしまった花粉」に対しては「空気清浄機」という一手も。
選び方や置き場所のコツについて医師目線でご紹介していますので、下記もぜひご覧ください。
▶︎【広さ・場所がカギ】花粉症対策に役立つ空気清浄機の選び方|医師が解説
もし目や鼻など、特定の部位の症状でお悩みの場合には、眼科や耳鼻咽喉科などお近くのクリニックを受診されることをおすすめします。
🌀外出するのもつらい…
🌀室内でも症状が変わらず、どうしたらいいのかわからない
🌀子どもの体調が気になるけど、どんな対策をしたらいい?
そんなときは、春日すぐファミリークリニックへお気軽にご相談ください。
【オンライン診療】による花粉症の診療も行っております。
外出がつらい方・小さなお子さまがいらっしゃる方など、ぜひご利用ください。
※現在、平日のみの対応となります。詳しくはこちら
当院では、総合内科専門医やアレルギーを専門とする小児科医を始め、スタッフがあなたやご家族の症状に寄り添いながら、一緒に対策を考えていきます。
気になる症状のある方はどうぞ遠慮なくお声がけくださいね。
▼花粉症については、ぜひこちらもご覧ください
【6歳から】指先1滴の採血でOK!花粉症・アレルギー検査ガイド
選べてますか?あなたに合った花粉症のおくすり|医師がやさしく解説
参考文献
[1] 環境省環境保健部環境安全課. 花粉症環境保健マニュアル 2022, 環境省. 2022. [https://www.env.go.jp/chemi/anzen/kafun/2022_full.pdf(2026年2月15日閲覧)]