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【春の肌荒れ】花粉が原因?花粉皮膚炎の症状とセルフケアを解説

  • 花粉症・アレルギー

2026.4.27

公開日

2026.4.27

更新日

2026.4.27

白い背景に洗顔フォーム、保湿クリーム、麦わら帽子、布マスク、白い小花が並べられた、清潔感のあるスキンケアをイメージさせる写真。

こんにちは!春日すぐファミリークリニック 院長の織田です。


春や秋の季節の変わり目になると、

🌀肌がなんとなく赤い

🌀化粧水がしみるようになった

といった声を聞くことがあります。

「乾燥かな?」「季節の変わり目だから仕方ないかな」と感じやすい時期ですが、実はその肌トラブル、花粉が原因で起こっているかもしれません。

花粉が肌に直接くっつくことで起こるアレルギーに「花粉皮膚炎」があります。

今回は、花粉皮膚炎の症状、ご自身でできるケア、受診の目安について解説します。

特に「目や鼻に花粉症の症状はないけれど、最近肌がかゆい気がする」という方は要チェック。

ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。

🔸花粉皮膚炎とは|目・鼻だけじゃない「肌の花粉症」

花粉症の症状は、目のかゆみや鼻水・くしゃみが代表的ですが、実は「肌」も花粉に反応して症状が現れることがあります。

私たちの肌は通常、外からの刺激を防ぐ「バリア機能」を持っていますが、季節の変わり目である春や秋は、このバリア機能がゆらぎやすい時期でもあります。

そんな少しデリケートな肌へ、空気中にただよっている花粉がくっつくことでアレルギー反応が起こり、肌の赤み・かゆみといった症状が現れます。

こうした花粉によって肌に起こるアレルギー性の炎症のことを「花粉皮膚炎」といいます。


🌀春や秋は、なんだか肌荒れしやすくて…

という方は、もしかしたら花粉皮膚炎が起きているかもしれません。

バリア機能が低下した肌に花粉がつき、成分が侵入することで免疫細胞が集まり、赤みやかゆみが起こる流れを解説した「花粉皮膚炎が起こるメカニズム」の図解。

🔸花粉皮膚炎でみられる症状

すでに花粉症と診断されている方では、花粉皮膚炎が同時に起こることもめずらしくありません。

アトピー性皮膚炎をお持ちの方は、目や鼻などに症状がない場合でも、花粉皮膚炎が起こりやすい傾向があるため注意が必要です。

次の症状が複数当てはまる場合、花粉皮膚炎の可能性が考えられます。

こんな症状、思い当たりませんか?

  • まぶた・首元など、マスクや衣服で覆われていない部位に赤みがみられる

  • 目のかゆみや鼻水はないが、顔がかゆいと感じる

  • いつも使っている化粧水や乳液が、ヒリヒリとしみるようになった

  • 外出時に赤み・かゆみを感じることが多く、室内にいると落ち着いている気がする

手鏡を見ながら、頬の赤みや肌荒れに気づいて困った表情をしている女性のイラスト。

花粉皮膚炎は、春・秋といった特定の季節に一致して、まぶた・首元などに境界のぼんやりした赤みやかゆみなどの症状が現れます。屋外にいるときに症状がみられやすいのも特徴のひとつです。


一方、よく似た症状を引き起こすトラブルのひとつに「かぶれ(接触性皮膚炎)」があります。

かぶれの場合は、マスク・化粧品・アクセサリーなど特定の物質が触れた部位に限定して、赤みやブツブツが出ます。

複数の要因が重なっていることもあるため、気になる症状があれば、皮膚科やアレルギー外来などでの受診をおすすめします。当院でも花粉症・アレルギー外来にてご相談を承っております。

🔸「洗う」「保湿」のセルフケア対策

帰宅後すぐ、やさしく洗い流す

花粉皮膚炎のセルフケアで大切なのは、まず肌についた花粉を取り除くこと。

水もしくはぬるま湯で、やさしく顔や首元・腕などを洗い流しましょう。

ただし花粉は、皮脂や日焼け止めなどに混ざって肌に残っており、水だけでは落としきれないこともあります。

できればたっぷりの泡を立てて、手が顔に直接触れないよう泡をクッション代わりにしてやさしく洗うようにするのがおすすめです。

肌が弱っている状態なので、スクラブ入りの洗顔料などはなるべく避け、泡立ちのよさを重視して選ぶとよいかもしれません。

肌を傷つけるおそれがあるため、ゴシゴシと強くこすったり、タオルで強く拭き取ったりするのはNG。

洗顔後は、やわらかいタオルでポンポン…とおさえるように水気を取りましょう。

水やぬるま湯で、両手を使って顔をやさしく洗い流している男性のイラスト。

保湿で花粉の侵入をブロック

洗顔後は、保湿剤を塗りましょう

市販のクリームやワセリンなど、シンプルな成分のものでOKです。


保湿剤の目的は主に2つあります。

①肌にうるおいを補う(乾燥を防ぐ)

②肌の表面に膜をつくることで、花粉が直接肌に触れないようにする

保湿をすることで、肌のバリア機能をサポートし、花粉の侵入をブロックすることにつながります。

クリームでベタベタすることが気になる方は、乳液から試してみるのもよいでしょう。


春日すぐファミリークリニックでは、医療機関専売のスキンケアブランド「エムディア」を一部取り扱っております。

▶︎エムディアについて詳しくはこちら

また、当グループの北堀江LA皮膚科クリニックでは、皮膚科専門医が厳選したドクターズコスメも各種取り揃えており、当院から北堀江LA皮膚科クリニックへ連携し、あなたに合うものを一緒に選ぶこともできます。

「どれがいいのかわからない…」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

診察室で医師と女性の患者が向かい合って座り、リラックスした温かい雰囲気で相談・問診をしている様子を表したイラスト。。

生活のひと工夫

生活の中でちょっとした対策をしておくことも、花粉皮膚炎の症状を和らげるために大切です。


  • メガネ・マスク・帽子を使おう

顔・髪を覆うことで花粉の付着を減らしましょう。

  • 外出はなるべく朝・夕方以降に

花粉の飛散量が多くなる日中の外出はなるべく避けるよう、予定を立ててみましょう。

  • 洗濯物は部屋干しに

外に干した洗濯物に花粉がつくと、衣服が肌に触れることで皮膚炎が起きてしまうリスクも。花粉が多い時期の洗濯物は、できるだけ部屋干しにしましょう。

🔸症状が長引きやすいリスクのある方

同じ地域、同じ時期に花粉に触れていても、症状の出やすさや長引きやすさには個人差があります。

軽い乾燥がきっかけであれば、きちんと「洗う」「保湿」で症状が落ち着いてくることも多いですが、下記に当てはまる方は、セルフケアだけでは改善しにくい場合もあるかもしれません。


  • 花粉症・アトピー性皮膚炎をお持ちの方

もともと身体の中でアレルギー反応が起こりやすい状態になっているため、少量の花粉でも症状が出やすく、悪化してしまうことがあります。

  • 乾燥肌・敏感肌の方

肌のバリア機能が低下しているため、花粉によるアレルギー反応が起こりやすい傾向があります。

  • 小さなお子さま

皮膚が薄く乾燥しやすいうえ、かゆみを我慢できずにかきむしってしまうことも多いため、短期間で症状が悪化してしまうことがあります。

  • 高齢の方

加齢とともに皮脂やセラミドの分泌が減り、肌の保湿力が弱くなっているため、セルフケアによる保湿だけでは補いきれず、症状が長引きやすくなることがあります。

  • ゴシゴシ洗い・刺激の強い洗い方が習慣になっている方

強い摩擦や洗いすぎによって、かえって花粉が肌へ侵入しやすい状態を作ってしまい、セルフケアの効果が十分に得られないことがあります。


目安としては1週間、セルフケアを続けても赤みやかゆみが改善しない場合には、医療機関への受診を検討してください

肌の炎症をそのままにしておくと、腫れて熱を持ったり、茶色い色素沈着を起こしたりする原因にもなるため、早めの相談、早めの治療が大切です。

🔸薬と高保湿のダブルケアなら当院へ

花粉皮膚炎の治療では、症状の程度に応じて炎症を抑える塗り薬・飲み薬を組み合わせて使います。

また、効果的な保湿のために、医療用の保湿剤が処方されることもあります。


  • セルフケアを1週間続けても、赤み・かゆみが改善しない

  • かゆくてつい、かいてしまっている

  • かいたところが傷になったり、じくじくしてきた

  • 毎年、定期的に同じ症状が出ることがある

  • お子さまやご家族の方の症状が気になる


こんなときは様子見してしまいがちですが、お気軽に当院へご相談ください。

春日すぐファミリークリニックでは、身体の外側と内側、両方からのアプローチで症状をしっかり抑え、肌のバリア機能を回復させることを目指して治療をおこなっています。

また、スキンケアカウンセリングの資格を持つ看護師スタッフも在籍しており、肌のお悩みに応じたサポートができるよう心がけております。

花粉症やアトピー性皮膚炎をお持ちの方には、今使われている薬をお伺いして、過剰に薬を処方することのないよう配慮しています。現在、手元に薬や市販の保湿剤などがある方は受診時にご持参ください。


症状の軽いうちに、早めに治療を始めることが、身体の負担を軽くする近道です。一緒に薬の使い方や、組み合わせを確認しながら治療を進めていきましょう。

気になることがあれば、いつでも遠慮なくお問い合わせくださいね。

▶まずは相談してみる



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